旦那です。


嫁は昔、ものすごいオンボロの家に住んでいたそうな


不動産屋で、「雨風がしのげて風呂トイレ付いてればどこでも良い」


というものすごい条件で探したら見つけた物件です。


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泥棒も入れない画期的システム


 


さて、どうして嫁はこんなオンボロな家に住んでいるのか


その経緯を説明しようと思う。


嫁は家を探し不動産屋に足を運んだのだった 


 


不動産屋に入る嫁


周りがガヤガヤして、店員が忙しそうだ


(あっ、ここは駄目かもしれない)


と、嫁が思ったその時、一人の店員が声をかけてきた。


 


 


「条件とか書いてもらいたいんですけど」


雨風しのげて~


「えっ?」


風呂トイレついてる家ならどこでもいいんですけど


「…大体そうですけど」


 


 


困惑する店員、どんな家なのか全く想像が付いていないようだ


 


 


「オートロックが付いてるほうが良いですか?」


「2階以上がいいですよね?」


と、色々と伺ってくる


高いとこ怖いんですけどー


あっ、隙間風はなるべく少なめで…


 


 


嫁は、隙間風は嫌みたいだった


 


 


「他に条件は…」


屋根ついてるとこ


「屋根はだいたい付いてるんで!」


 


 


今までの不動産業の価値観を崩すような客が現れて、完全に困惑している店員


 


 


あと床抜けなければ


「どんな家をお探しなんですか?」


 


 


もう、諦めたようだ


 


 


以上のものを満たしているものなら


「じゃあどこでも住めますね」


 


 


完全に職務放棄をしはじめた店員


 


 


あ、どこでもいいんです


「広さとかは…」


布団敷ければ


「あっ…じゃあ…3畳とかですか…?」


あっ、布団はダブルなんで!


 


 


急に布団はダブルです、シングルじゃないとドヤ顔をする嫁


 


 


「じゃあちょっと待ってて下さいね~」


と、奥に入っていく店員さん


何故か他の店員達も全員奥に入っていく


 


 


と、奥から笑い声や話し声が聞こえてきた


 


 


「マジでこの条件なの?」


「家賃、家賃聞いてこい家賃」


「これは住めないでしょー!」


 


 


戻ってくる店員


「ちなみに、お家賃は~…」


あー……10万ぐらいまでで


「10万!?ありますよ!?沢山!!」


と、奥に戻っていった


嫁は


(あ、あるんだー、良かったー)


と思っていた。


 


 


嫁が出した条件は



  • 雨風しのげて

  • 風呂、トイレが付いていて

  • 隙間風が少なく

  • 床が抜けなくて

  • 屋根がついている所


別に最初からオンボロの家に住みたいなんて一言も言っていなかったのだった。


 


 


しばらくして、別の担当が嫁についた。


ちなみに、奥でじゃんけんをして嫁の担当になったらしい。


 


 


「ご入居日はいつぐらいを予定していますか?」


えーーー、今日?


「今日!?」


っていうのは嘘で~、早めだったら嬉しいな


あまりに驚かれたので、とっさにフォローをいれる嫁


 


 


仕事が忙しかったので、寝に帰るだけの家を探していた嫁


本当にどんな家でも構わなかったので、安い物件を探していたみたいだ


 


 


ということで、家賃2万で4LDKのオンボロ屋敷を見つけたのだった。


ちなみに不動産屋は勧めなかったというか、止めていた。


 


 


んじゃあここで


「えっ、ここでいいんですか!?…住めるかな~・・・」


 


 


ということで、大家さんに電話をする店員さん


 


 


「あ、お世話になっております~、あの家に決まりました」


と同時に、電話からかなりの大声で「えっ!?」という声が聞こえてきた


 


 


「…はいそうです、あの家です。はい、あのオンボロの


「そうです、ボロボロの、今にも壊れそうな。はい」


「あっ、はい、いえ大丈夫です。狂ってなさそうな人です


「えっ?あ、はい、聞いてみますね」


 


 


と、嫁に話しかける


 


 


「あの~、自殺って~…どう思われます?


と、唐突に店員が意味不明な質問を投げかけてきた


へぇ?えー、死にたいなら死ねばいいんじゃないですか?


「あ、そうじゃなくて、お姉さんは自殺とかはー…するご予定は…


今んとこないですけど


「生きて…たい?」


あぁ…はい


 


 


自殺をするご予定を伺う店員さん


返事を聞くと電話に戻り


「はい、自殺願望もなく、生きてたいそうです


「えっ?あ、はいわかりました」


 


 


と、再び嫁に話しかける


 


 


「あのー、私の目をちゃんと見てもう一度いいですか?」


 


 


と、もう一度同じ質問をされた嫁だった


 


 


なんとか契約をして、オンボロの家に住むことになったのでしたが


これから悪夢が待ち構えているなんて、誰が想像しただろうか・・・


 


 


続く。


 


それではまた明日


ではでは~!